カテゴリ:好きなもの( 2 )

風が強い日


風が強い日は、雲の流れが速い。
ぐいぐい泳いでく雲を見ているのが なんだか好きです。

地球に生きてるんだ...って感じ ^-^
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by marca-mia | 2006-03-17 10:42 | 好きなもの

秋が好き


うーんと小さな頃から秋が一番大好き。

この前美雨さんとのやりとりでも書いたけど、
紅葉の季節は気も狂わんばかりの幸福感に包まれる。

バセドウ病を患って仕事をやめたとき、
まだ夫も元気で毎日のように仕事に行ってたこともあって、
昼間はせっせと都内の庭園めぐりをしていた。

バセドウ病は、かかった人なら分かると思うけど、
じっと座っていても、体の中は100m全力疾走したときと同じ状態。
だからちょっとそこまで、と散歩に出ても帰れなくなってしまったり、
半歩ずつのヨチヨチ歩きでしか歩けないこともあった。
でも家で安静にしていると体力が落ちてしまうようで怖くて、
雨降りでなければなるべく散歩するようにした。

どこへ行っても、少し歩いてはベンチや岩に腰掛けてたっぷり休憩する。
おにぎりとお茶を持っていって、紅葉を眺めながらほおばる。
私は一人でそうやっているのは全然苦にならない。
むしろ一人の方がやすらげる。

東京には庭園が多い。
権力や富を持つ人が昔から集中して住んでいたこともあって、
もとは個人のために作られた庭園が多い。
あちこち訪ね歩くうちに、私はそういうところが大好きなんだということが分かった。
もともとの丘陵を活かしながら、そこに人の手を加えて作り上げた庭園。
その家の主人を喜ばすだけの目的で、
人が安らげる究極の造形美を、自然の力を借りて形作った作品ともいえるもの。

こういう点は、私の田舎とは決定的に違う。
田舎に行くと手付かずの自然の美しさがあるけど、
庭園の美しさには人間の美学が練り込まれている。
自然の気に入った部分だけを選りすぐって集めたような粋がある。

偶然を装った松の枝振り。
バランスよく配置されたモミジ。
わぁ、綺麗、と溜め息をつくとっておきの場所に、
これまたさりげなく、腰かけやすい平らな岩があったりする。
そんな洗練された空間が私は大好き。

いつも庭園に行くと、お年寄りが何人かいて、
必ず句帳かカメラを手に園内をまわっていた。
私はその頃は写真を撮るより、ぼーっと眺めている方が好きだったけど、
病気で体力が衰えていたこともあって、
お年寄りの世界を疑似体験させてもらっていたなぁと思う。

幼い頃から 陶芸や盆栽などの 渋いものを観るのも大好き。
秋の美しさ はかなさと、日本の美って調和するような気がする。

縁側でお茶を飲む可愛いおばあちゃんに早くなりたいと思っていた。
(原ひさ子みたいな。)

去年は精神状態がドロドロで、
外側の世界が全く目に入ってこなかった。
気がついたら、大好きな秋が過ぎ去っていた。

だから今年の秋は、
2年ぶりにめぐってきた秋のように感じて、余計に嬉しい。
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by marca-mia | 2005-09-30 10:44 | 好きなもの