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伝えるために(7) ~ほんやくコンニャク~


伝えるために(6)で書いたように、懸命に説明した私ですが
実は、夫の反応はあまり良いものではありませんでした。


私の説明を受けて、
「そういうことなんだね。」とか
「わかったよ。」などと、その場で返事してくれたことはありません。


夫の反応は、


1. 「責めてないっていうけど、君の話は、俺を責めてるようにしかとれない!」
2. 「いつも俺が謝らなきゃいけなくなるじゃないか!」
3. 「そんなこと言われたら俺がどう思うか考えろよ!」
4. 「話は聞いてほしいけど口を挟むな、って...俺が思うことは言っちゃいけないのか!?」
5. 「話を聞いたらこっちだって『どうすればいいんだ』って思うじゃないか!」
6. 「話は聞いてほしいけど何もしてくれなくていいなんて、そんなことあるわけないだろ!」
7. 「『聞くだけでいい』って、それじゃカウンセラーみたいじゃん。俺はカウンセラーじゃない!」


このうちの3つくらいは、今でも言ってます...^^;

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by marca-mia | 2006-05-27 11:57 | 伝えるために・聞くために

伝えるために(6) ~分かってもらいたいから~


自分の発した言葉を確認していく習慣がつくと、
少しずつ、シンプルに気持ちを伝えることができるようになってきます。


自分の気持ちと言葉がしっくりくるようになってくると
何より自分自身が 自分の気持ちを確認できて
感情の混乱状態から抜け出せます。


けれどその一方で、一年前の私には
「どうして分かってくれないの...!」
「どうして聞いてくれないの...!」という思いもありました。


夫はとてもデリケートで、過敏で、
自分のプライドを傷つけられることを何より恐れているので、
私の対話の変化に接しても、なかなか聞く姿勢をとることはできませんでした。


よく言われたのは、

「君は間違ってる!」
「何度同じことを言うんだ!」
「君の話には終わりがない!」


......そう言われて、私も泣きそうなのですが、根気をふりしぼって説明します。

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by marca-mia | 2006-05-17 11:37 | 伝えるために・聞くために

伝えるために(5)


「アイ・メッセージ」や「5歳児の言葉」を紹介してきましたが、
今まで習慣づいていた“対話グセ”を振り払い、
違うパターンに変えていくのは大変なことです。


こんなに「大変です」「難しいです」と繰り返すと、
萎えてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、逆に考えてみてください。


これらの言葉づかいをなかなか実行できなくて落ち込んでしまっても
“そもそも、難しいことに挑戦しようとしているんだから” と、開き直ってしまうのです。


一度でできないのは当たり前。
何度もチャレンジしていいんです。


「アイ・メッセージ」「5歳児の言葉」は、あくまで目安です。
それにとらわれて話せなくなってしまうよりは、色々な言い回しをどんどん試してみてください。
自分の言葉を吟味するのは、
対話のあと、一人になって落ち着いてから ゆっくりやりましょう。



経験から思うことですが...


目的地を目指す気持ちをあまりに強く持つと、
一気にそこへたどり着けない自分が、嫌になってしまいます。


知識として「知っている」ことと、体験して「身につける」ことは全く別のものです。
「知っている」状態から「身につける」状態へ移行するには、プロセスが必要なんです。


地道に一歩ずつ「身につけていく」ために必要なのは、
その都度、その都度の 現在地の確認 なのだと思います。
その繰り返しこそが、自分を少しずつ前に押し出してきてくれたのだと、
今までを振り返って実感しています。



一気に階段を駆け上がろうとすると、転げ落ちてしまいます。
転げ落ちたことで、挫折感や無力感、自己嫌悪感が一層強くなってしまいます。
やっても無駄だ...。
自分には無理だ...。
という思いが湧いてきて、前に進む気力を奪ってしまいます。


それに比べて 現在地を確認する という意識でいると、
確認したことで、現状には何の変化がなくとも 実は半歩、進んでいるのです。


で、次の対話では 自然ともう半歩進み、一歩になっていたりするのです。


行動として変化がなくても、気づきという形の前進があるだけでも、次の半歩につながります。
だから 色んなパターンの失敗を経験すればするほど、それが 次の一歩の糧になるのです。


足をかけ、一段あがり
また足をかけ、一段あがり...


そんな風にして昇っていく階段は、
一段一段を充分に味わい、血肉としていく 奥の細道のようなもの。
なんとなくの方向感覚と、目の前の一段だけを大切にしていけば、
気づいたときには、スタート地点から随分と進んでいるはずです。



うまくできない自分を責めるのではなく、
その日の対話の中で、できたことと できなかったことを 分類するだけで良いのです。
あとは、自分の無意識の力を信じて その力に任せてしまいましょう。



具体的に、自分の伝え方のどこがまずかったのか。
どの部分に「直しがい」があるのかが見えてくると、
それまでの自分が、ずいぶんと雑な伝え方をしてきたことに気づきます。


自分にその自覚があれば、
「あんな言い方しちゃってごめんね。」と、素直に謝ることもできます
そして、相手が聞いてくれることに対して、自然に感謝の気持ちが湧いてくると思います。
感謝しながら、相手の懐にとびこむつもりで 甘えさせてもらいましょう。
ときには「今はうまく話せないけど、今度聞いてくれる?」って聞いてみましょう。



考えてみれば、こうした試行錯誤は、
相手がいるからこそできるものなんですよね。


こちらが一生懸命伝えようとしているのに、
パートナーが不満顔で聞いていたり 反論してきたりしたら とても辛いことですが...。


時にはそんな相手の反応すらも、自分の言葉を吟味する手助けになります。


相手が否定的な反応をするのは、自分の言い方がまずかったのか。
それとも 相手の心の中にある、誤解や思い込みによるものなのか。


それを見極めていくためにも、まずは自分の伝え方を磨いてみましょう。



伝え方を吟味する力をつけることは
「聞くほうの立場になってみる」ということでもあると思います。


そして、相手がどんな思いで聞いているのかを想像することは、
少しずつ、相手を理解することにつながっていくのだと思います。
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by marca-mia | 2006-05-16 19:40 | 伝えるために・聞くために

「よい奥さん」という幻想


伝えるために を書いている途中ですが、
あることがきっかけで、ふつふつと湧いてきた思いがあるので
ここに記しておこうと思いました。
色々混ざってしまってすみません^^;

長いのでお時間のあるときに読んでくださいね。
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by marca-mia | 2006-05-12 12:31 | 思うこと・夫婦